外壁塗装のルールについて

こんにちは及川です。


今回は基本的なお話になりますが、外壁塗装を行う際に守らなければならない

ルールについてお話させて頂きたいと思います。

このルールは、どのような季節や気候条件下でも守らなければなりませんので、塗料のベストシーズンについて考える前に、しっかりと把握しておきましょう。


外壁塗装は何度も機会がある訳ではありません。

しかし、いざ外壁塗装をしようと決め、業者へ相談し、作業が完了。

ここまでは良かったものの、塗装が終わってから急に不安が出てきた…

といった声も聞きます。


それはなぜか?

私達に塗装についての知識がなく、業者が言っている事を全て正しい情報と認識してしまうからです。正しい塗装業者を見極めるためにも、

少しでも塗装についての知識を持って、気になるところは何でも聞けるような

状況を作るためにも知っておいてほしいのです。


1.雨が降っていないこと

梅雨は、一年を通して雨が最も多いため、施工が中断されやすい次期です(梅雨での外壁塗装について詳しくは、「梅雨は外壁塗装を避けるべき?雨と塗装の相性とは」をご覧ください)。雨が降っている時に外壁塗装が行えない理由は、3つあります。



●塗料の乾燥が阻害される

塗料は、完全に乾ききると水に濡れても溶けることはありませんが、塗装作業中は液状ですので、雨や異物の混入による影響を大きく受けます。

外壁塗装中に雨が降ると、乾いていない塗料が薄まったり流れたりして、どんなに高性能のフッ素樹脂塗料やシリコン塗料を使っても、乾燥後の塗膜の耐久性や見た目が著しく低下してしまいます。



●塗面が濡れていると塗装が行えない

雨水や霜、高圧洗浄後の水分などが、外壁材や屋根材の表面に残った状態で塗装してしまうと、塗料に水分が混ざり、下地にしっかり密着できず、ひび割れや塗膜剥離などの劣化を引き起こします。

このような理由から、塗装で必ず発生する高圧洗浄作業の後も、約1日の乾燥時間が設けられていますので、「濡れた外壁や屋根には塗装できない」という点は、外壁塗装の基礎知識として覚えておくとよいでしょう。


●濡れて危険な作業環境になってしまう

雨が降った後は、手元や足元が濡れており、特に、金属性の足場は足元が滑りやすくなるため、非常に危険な作業環境になります。

もし、足場の高層部や屋根で転倒してしまったら、重大な事故が発生してもおかしくはありません。

そもそも、雨が降った直後は外壁や屋根も濡れていて工事自体が行えませんので、雨が降って建物まわりが明らかにびしょ濡れの状態で、「このくらい拭けば問題ないですよ」などと言って業者が塗装を強行しようとした時は、なんとしても止めてもらわなければなりません。



2.湿度が85%以下であること

塗装作業中は、雨や霜などの目に見える水分だけでなく、空気中に含まれる水分にも注意しなくてはなりません。

湿度が85%以上の時は、空気中に含まれる水分で塗料の乾燥が阻害されてしまいます。

雨が降ると湿度が80~90%まで上昇しますので、雨の日や梅雨に塗装工事が中断してしまうのは、湿度的な条件も絡んでいます。


3.気温が5度以上であること

気温5度以下の環境では、塗料が伸びにくくなり、効率性も悪くなって塗りムラや塗り残しが起きやすくなってしまいます。

一方、外壁や屋根が高温になり過ぎた場合も、熱で塗料の品質が低下して剥がれや膨れなどが起きる恐れがありますので、外壁塗装作業は、極端に寒すぎず暑すぎない気温で行わなければなりませんのでご注意下さい。