梅雨明けの塗装で気をつける事

こんにちは及川です。

静岡県内でもこれから梅雨時となります。

梅雨明けと同時に、塗装の施工工事も増えてきますが、

夏という季節は、外壁塗装中の室内での過ごし方に制約が発生する時期でもあります。


気温が湿度が高い日は、窓を開けて換気をしたり、エアコンを付けて室内の涼しさを保つ必要があります。しかし、塗装期間中は換気や室内を冷やす事ができなくなるケースもあるため、夏の外壁塗装を検討される際には、工事期間中の過ごし方も知っておきましょう。


1.養生期間中の換気対策

外壁塗装は、季節に関係なく生活に制限のかかる可能性が高くなりますが、

夏場は特に、室温対策の制約を受ける点で非常に注意が必要です。

塗装が始まると、ガラスやサッシに塗料が付着しないように、窓全体がシートで養生されます。養生は、塗料の下塗り・中塗り・上塗りがすべて終わるまで外すことができません。

さらに、塗装作業は最低でも1週間続き、雨などで工事が延びると養生もそのままです。

そのため、暑くても窓が開けられず、換気も行えないため、

息苦しさを感じる事がある事も想定しておかなければなりません。

また、塗装中には臭いも出ますので、強い刺激臭を放つ溶剤塗料を避け、水性塗料を使用して軽減するという方法もありますが、窓が開けられないことで換気がしづらい事も発生します。サーキュレーターや扇風機など、室内の空気を循環させる家電を揃えたりすることはもちろん、あえて外出の予定を入れるなどして、窓が開けられない期間中の過ごし方を工夫

してみてはいかがでしょうか。


●外壁塗装期間中の洗濯物について

外壁塗装期間中は、職人が工事内容に問題がないと判断すれば、時間は限られますが洗濯物を干すことも可能です。ただし、塗装がはじまるとベランダも養生され、ベランダ床面の防水工事を行う時は、立ち入りもできなくなりますのでご注意下さい。


2.エアコンが使えることを確認する

夏場の外壁塗装では、エアコンの使用条件を必ず確認しておかなければなりません。

室外機裏側の外壁や周辺の塗装を行う時は、塗料が室外機に飛散しないように、室外機をいったん撤去したり、シートで養生したりするため、エアコンが使えなくなる事を想定しなければなりません。施工業者によっては、室外機まわりだけ先に塗装して養生を速やかに外してくれたり、養生中でもエアコンが動かせる室外機カバーを使ってくれたりする所もありますが、在宅仕事の方や、体調が優れない家族がいる方など、どうしても塗装期間中に室内でエアコンを使わなければならない時は、前もって業者に養生方法を質問しておきましょう。


●室外機の処理は工事業者選びの時に確認を

全ての業者が、家主の生活に配慮した施工管理を行うとは限りません。

悪徳業者や一施工件数を増やしたい業者は、手間のかかる室外機の処理などの細かな作業を面倒くさがり、こちらが我慢をしなければならないなんて事も…。

このような問題で業者と揉めても、契約してしまった後ではどうすることもできませんので契約前にしっかりと確認をしましょう。