こんにちは。ハウスケア静岡の及川です。
塗装をお考えのお客様であれば必ず複数の業者からお見積りを取得されるかと思いますが、複数の塗装業者から見積りを取ってみると、金額があまりにも違いすぎる、ご近所さんから聞いた金額とかけ離れていた、なんて経験はないでしょうか?
なぜこのようなことが起きるのか?
それは塗装工事は電化製品や車などとは異なり、費用が定まっている製品は塗料だけであり工事が完了して初めて製品になるので、製造過程が異なれば自ずと金額に差が出ることになるのです。
例えば、A社の塗装は2回塗り工程、B社の塗装は3回塗り工程、C社の塗装は4回塗り工程だとします。するとC社はA社の二倍工程を必要としますからその分コストがかかります。
同じ工程回数の場合はコストが安い方が当然良いのですが、塗装工事の場合は一概にそうも言えません。
なぜなら原価管理が曖昧だったり、仕事欲しさに他社よりも安く工事を請け負うことにより、その会社が倒産してしまった際、損をするのはお客様なのです。施工業者が倒産してしまったら保証も受けられませんし、アフターサービスもなくなってしまうのです。
安すぎるお見積りを出す会社はリスクも高いのです。
原価はどこもたいして差はないはずなので、めっぽう安いところは原価管理ができていない、又は最初から粗利を下げて仕事を取ろうとしてるかです。
粗利を削ってまで安く仕事を取る会社は安くしないと仕事が取れない会社か、一円でも安く提供することが良いことだと勘違いしているかだと私は思います。何よりも大事なことは、工事を完工引き渡しした後もずっとアフターサービスを継続していける力があるかどうか、お客様と長きに渡って信頼関係を築いていける事ではないでしょうか。
塗装業者には、ただ安い業者、安くはないけど良い仕事をしアフターもきちんとやる業者、うまくはないがお客様との信頼関係が厚い業者など様々です。
どんな業者が自分に一番合っているかを見極め、業者のターゲットを絞ることが外壁塗装に失敗しない近道です。