秋は塗装シーズンの幕開けです

こんにちは。ハウスケア静岡の及川です。

本日は天候と塗装の関係についてお話させて頂きます。


外壁塗装の施工の大前提として、

各塗料メーカーの公表では

「湿度85~90%以上・気温5℃以下の場合、施工は避けてください」となっています。

これは、上記以外の条件ならば塗り替えに問題ないということを指しています。

塗装時の気温の上限に関する記述はほぼなく、あっても2液型塗料で「気温30℃を超えると塗料の硬化が急速に進むので、可使時間(硬化剤を混ぜてから使用可能な時間のこと)に気をつけてください」というものでしょうか。可使時間(ポットタイム)は塗料と硬化剤の混ぜる量をそれぞれ少しずつにすれば解決できますので問題ありません。

つまり、一部の山間や積雪地帯を除き、ほぼ一年中、塗装できることになります。


10月、雨の降る日は少なくなりますが、6月よりも降水量が多く、秋雨前線が下旬頃まで残っている事も少なくなく、最近は地球温暖化の影響からか10月下旬になっても台風がやってくる事が多くなっています。ただし、日照時間は少ないものの、湿度も少なく、雨の降る日も台風の覗いては少なく、お天気も予想しやすいので本格的な秋の塗装シーズンの幕開けとなるのではないでしょうか。


天気が良く、湿度も低いと施工不良もおきづらくなりますので、外壁塗装をするなら晩秋が狙い目です。ただ、秋が深まるにつれ、夜露が降りるようになるので、朝の作業性に影響が出ることはたまにあります。

作業の時間帯含めて、塗装業者と相談しながら進めていきましょう。