3度塗りの重要性について

 

こんにちは。ハウスケア静岡の及川です。

当社もそうですが、外壁塗装は基本的に3度塗りで行われます。

どうして3度塗りなのか?

本日は、外壁塗装における「3度塗りの重要性」と「必要日数」についてお話致します。


【3度塗りの重要性について】

外壁塗装の3度塗りとは、

下塗り・中塗り・上塗りの3度で構成されており、

下塗り剤を1度塗布(下塗り)したうえから、上塗り剤を2度重ね塗り(中塗り・上塗り)する流れとなります。


塗料メーカーは3度塗りを前提に塗料を作っているので、3度塗りをしてはじめて、塗料は本来の機能を発揮し、役割を果たすことができます。

また、下塗り剤と上塗り剤にはそれぞれの役割があるので、下塗り剤と上塗り剤の両方を正しく塗布することも必要です。


以下で、次の5つをご説明します。


・下塗りの役割と注意点

・中塗り・上塗りの役割と注意点

・3度塗りを施工する上での注意点

・3度塗りの必要日数


下塗りの役割と注意点

下塗り剤は、塗装にあたって外壁の表面の状態を整える作業(高圧洗浄や下地調整など)を行った後、外壁材に直接塗るものです。

上塗りの色が生きるように、下塗りの色は、透明や白色、クリーム色などの目立たない色になっています。

下塗り剤は、あとに上から塗る上塗り剤が、外壁にしっかり接着・定着するのを助けます。

下塗り剤の種類によっては、上塗り剤の接着・定着を助けるほかに、次のような機能もあります。

外壁の小さなひび割れやくぼみを埋めて、表面を平らにならす効果

経年で弱っている外壁表面を強化する効果

下塗り剤は、「油性か水性か」や「シーラーかフィラーか」など種類があり、機能性はもちろん、乾燥にかかる時間や臭いの強さにも差があります。



どの種類の下塗り剤を用いるかは、外壁の種類や状態によります。


下塗りでは、外壁に適した下塗り剤を選ぶことが重要です。

外壁に適した下塗り剤で、丁寧に下塗りを実施することで、塗膜に十分な耐久性をもたせることが可能だからです。


塗膜に十分な耐久性があれば、「工事後ほどなく上塗り剤がはがれ落ちる」などの事態を防ぐことができます。


中塗り・上塗りの役割と注意点

中塗り・上塗りで用いる塗料(上塗り剤)の主な役割は、外壁に防水性をもたせることです。

このほかに、中塗りには壁面を平らにならす役割が、上塗りには外壁に色をつける役割があります。

また、中塗りと上塗りで上塗り剤を2度塗りすることで、塗料の膜に厚みを持たせ、強度を上げることができます。

中塗りと上塗りは、塗り残しや色ムラが出ないように注意が必要な工程です。

ただし、人間の手で行う作業ですので、悪意がなくても、塗り残しや色ムラが生じる恐れをゼロにすることはできません。

塗り残しや色ムラをできるだけ防ぐためには、上塗りが終了した後、点検や手直しの時間を設けることが有効です。

心配な場合は、可能な範囲で、中塗りや上塗りの様子を施主の方が見守るのもよいでしょう。

「施工期間中は家を空けている時間が長くて、施工の様子を見られないので不安」といった場合は、中塗りと上塗りで塗料の色を変えるのも一手です。

中塗りと上塗りで色が異なれば、塗装の経験や知見がない方でも、上塗りが終わった箇所と終わっていない箇所の見分けがつきやすくなります。

上塗りの色は、最終的な建物の外観を大きく左右しますので、上塗りで使う塗料の色は、慎重に選ぶことをおすすめします。


3度塗りを施工する上での注意点

3度塗りを施工するうえで最も大切なのは、下塗りが乾いてから中塗りを、中塗りが乾いてから上塗りをすることです。


乾燥させることで、余分な水分や油分が蒸発して塗膜ができ、外壁をしっかりコーティングすることができます。

このコーティングの上から、次の工程の塗料をさらに塗布し、また乾燥させることで、塗料のコーティングの層ができます。

このようにしてできたコーティングの層が、雨や紫外線から家を守ってくれるのです。

塗料が乾燥するまでには、4~16時間かかります。一般に、冬場は夏場よりも乾燥に時間がかかる傾向があります。


まずは外壁塗装における「3度塗りの重要性」についてお話させて頂きました

次回は「必要日数」についてお話させて頂きます。